2011年2月28日月曜日

新しいゲームを公開!

やっと、ゲームが公開されました。
こちらです。
Let's BeachVolly

Address : http://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se489262.html


取説の内容で問い合わせ先が分かりにくいと事で修正してました。

興味のある方は是非、DLしてプレイしてみて下さい。
感想等も頂けると幸いです。


このゲームは、これまで公開したことのないスポーツゲームです。ゲームプログラマコースの学生が、一人で半年くらいを費やして作りました。 作者は見事にゲーム開発企業へ内定を頂きました。

プログラマコースでは、企画シナリオコースとは違って、ある程度、個人をベースに自由にグループ制作をしています。これは、理由があります。作った人は分かるのですが、プログラマが協業するには、ある程度の設計能力が重要で、きちんと設計のルールを作れないと分担による余計な作業が発生すことがあります。仕様等をきっちり設計してからで無いと分担はし難いのですが、ゲームの場合、そこが柔軟に変更することもよくあります。やってみて面白いかどうかが重要になるからで、設計通りで面白くない場合は変更するからです。そういった面から、個人ベースで作業をしていますが、能動的にグループを作る場合もあります。

さて、きちんと遊べるゲームは、当然ですが評価されます。よく、例えばSTGやRPGといった「ゲームっぽい」システムにはなっているけどプレイしたらつまらない、というゲームを作ってしまう人が居ますが、このゲームは良くできている方と思います。そういう面が評価されての就職内定だと感じています。

2011年2月23日水曜日

新しいゲーム、近日公開!と作品研究の話

担任の志村です。

補講期間が始まると同時に、就職戦線も序盤での終盤になっています。公認欠席で休んでる人がこれから増えますが、授業もやってるので学生の皆さんは大変ですが、頑張って下さい、こちらも有効な情報を伝えるなど、していきます。

さて、今日はVectorに新たなゲームを上げようと思い、FTPと情報登録を済ませて取り敢えず審査待ちです。 最近、「WeatherMaster」が順調なので、こっちも伸びて欲しいです。公開されたら、また、お話します。

今日の授業は、企画関連のクラスでは一般常識対策と作品研究。プログラマはプログラミングに励む(当たり前デスが)授業でした。その作品研究での題材はコチラ。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=16763692

ある意味、こうした物を題材にするのは学校としてアンタッチャブルと考える人も居ると思います。そこに敢えて手を出すのが、本校の特色(?)です。フィクションとはいえ、この話を読んでの感想の重さはかなりのものです。この中の学校と学科を、本校に置き換えて同感と思う人も、卒業生を含めて居るでしょう。授業内容に納得が出来ない人も、無いようにはしていますが居ると思います。

「クリエイターになりたい」というのは手段である、という話をよくしています。就職したらゴールなら、仕事は続かないでしょう。その欲求を満たすことで充足するのは、肩書きに酔いたいだけではないのか、と話すこともあります。読み方は様々で答えは一つではありません、そこから感じ取った事を糧にして、前進して欲しいと願います。小学校とかだったら、分かりきった感想文を書かせるんでしょうかねぇ。
@harukazechanの話のように、固定の答えは求めません。

2011年2月17日木曜日

学生のアンケートを集計する

担任の志村です。

本校では、期末に担任と授業に関するアンケートを実施しています。

結果は、4点満点で各クラスの平均3~3.5程度でした。まずますだと思います。

でも、中には全体の評価を低く書いている人が居て、そこが気になります。全員に対して満点にしたいのですが、そこは難しい。その低評価をした人が誰なのかっていうのも、無記名のアンケートですからどういう不満か具体的に訊くことも出来ないし。そういう人こそ、自由に書けるコメント欄に何か、書いて欲しいと思います。

あと、傾向としてあるのが、触れる機会が多かった生徒の居るクラスは評価が高い、という。まあ、分かる気はするんですけど、理解しあえているかの差が少し、出てきます。この傾向は分かっているので、触れる機会が少なかった側のクラスには、面談を多くするなりで対応しています。しかし、そこで好転しないのもこれまた事実です。じゃあ、どうしたら好いのかと思案しています。1年次と2年次の担任が変る時と変らない時がある訳ですが、変らないクラスには申し訳ないと思いつつ、変った側のクラスの人達を良く知る必要があるので、面談を少し多くしたりしてます。でも、最後の評価での差は僅かですが挽回出来ていない場合が多い。

就職の話などをする時に、性格面とかを突っ込まれたりするのが嫌がられるんだと分かってるんですけど、 社会に出る寸前でそんな事を言ってる余裕は無いわけです。自分の短所は認めた上で、「前向きに精進します」ということにして欲しい訳です。「本当は就職をよくい考えてないんだけど世間的にそういうことになってて、追い詰められて考えがまとまらない」っていうのが本音という人が居るんですけど、直ぐにそれを口に出すことははばかれるので、表面的な話で終わるときがあって残念です。

反面、思った就職が決まった人は全体的に話もスムースです。恐らくアンケートの評価も悪い方には書いていないかも知れません。開き直って自分から一歩前へ出られる人は、社会でも通用するでしょう。

就職が決まっていない人達にはこれからもサポートを続けていきますが、もう学校に用は無い、という状態で卒業して欲しいですね。

2011年2月15日火曜日

プログラマコースでゲーム開発企業に内定

今日は後期授業の成績発表でした。

そんな終盤でゲーム会社での内定がでました!
もう直ぐ卒業なのでひやひやものでしたが、一安心。

モバイル系の企業で、本人も望んでいたので良かったです!

会社の様子が中継されています、さすがネット企業。



Broadcasting Live with Ustream.TV

2011年2月12日土曜日

卒業生と再会を果たす(別のネットサービスで)

卒業生と別のところで話をして出た話題。


その人の関わった作品をamazonのウィジェットに載せていたのですが、誤解になりそうなので追記しておきました。
本校の卒業生が関わった作品を紹介しています。本校を卒業すればクリエイターになれるということを示すものではありません。人によって卒業後の進路は様々ですし、この学校を出なければ制作する仕事に就けないかというと、これもその人なりの努力を伴わなければ達し得ない場合が多いです。その人なりの努力なくして進路は拓けません、これは必須条件です。


自分のことを考えると、あの学校なくして今の自分は居ない、ということは全く考えていないので、その方が考えるところに同調できるので、そんな話をしました。今、考えると、自分は学校の先生と卒業後に触れる機会は皆無で、何も話すことがない人が多いかな、と思います。そう考えるとわかる話も出てきて。


人それぞれで、何を学校に求めているかは変わっています、話すとクリエイターになりやい意思がそれほど強くない人も居ます。クリエイターを目指す場合は、先ずその意志をきちんと確認して、覚悟をもって臨んでもらうことを本校では推奨しています。


そんな学校ですが、入りたい!と思った人はどうぞ~

2011年2月10日木曜日

卒業生と再会を果す

担任の志村です。

昨日の話ですが、学校の帰りに卒業生に逢いました!の報告。

「ひぐらしの~」シリーズを読みたくなり、本屋で買うお金があまりないので、BOOKOFFに行ったんですよ、店舗面積がバカデカイ、さくらの百貨店の7Fです

で、「ひぐらしの~」系って出版が何処かをスマホでググって探してたら、卒業生が店員で働いていました。卒業時には取り敢えずバイトを探す話までしかしていなかったのですが、自宅から通っていたので路頭に迷うことも無いと思っていました。アルバイトでそのお店で働いているそうですが、有る程度、勤めると時給が昇格したりするそうです。

学生だった頃は内気で大丈夫かな、と思っていた学生でしたが、意外と社会人としてきちんと働いていて、動きもきびきびしていました。そのきびきびさが学生時代も欲しかったなぁ、なんても思いましたが、先ずは自立できそうで安心しました。保護者の方も一安心でしょう。また行くのでヨロシク!

で、ひぐらしですが、欲しかったシリーズが無かったのですが他のを少し立ち読みて、 購入を考えているところです。良さそうなら新品を買おうかとも考えますが、卒業生のことを考えるとBOOKOFFで買うべきか、でも作者は新品が売れて欲しいでしょうね、悩ましい。

2011年2月8日火曜日

「WetherMaster」の新着記事がよく読まれた記事トップ10にランクイン

担任の志村です。

何故か(?)今、新着になっている「WeatherMaster」ですが、
Vecotrのよく読まれた記事でランクインしました!

月間ランキング
Address :http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/frequently/

何故かFirefoxだとこのランキングページ、表示が崩れますね そんなことは置いておいて

素晴らしい!この調子で頑張って欲しいです。作ったのが随分と昔で、このときの制作メンバーも、今では 一人前のクリエイターになっています。

ご存知無い方は是非、こちらで。

2011年2月7日月曜日

新卒者応援プロジェクトっていうのがあります

担任の志村です。
本校では今日で後期末。卒業年度の2年生はこれから、成績発表と卒業式だけです。

とはいえ、就職が決まっていない人達が未だ居るので、それで登校する人は居るでしょう。

ゲーム業界を目指している人も居るので、個別に色々と対応をしていく必要があります。

地元に帰るって言ってた人が親の離婚でどこが地元か分からなくなるとか、色々在ります。なんとも難しいですねー。今年は特に、ゲーム業界を目指さないと言う人が堅気で就職が決まらない人も居ます。数多く受ければ、どこかマッチした会社に巡り合えると思うんですけどね。

そんな方々に朗報!

新卒者応援プロジェクトっていうのが在ります。
http://shushokuouen.jp/front/

このプロジェクトはインターンシップを斡旋してその間のお手当てもあるという、素晴らしい内容。ってことで、学生諸氏はふるって参加して欲しい!

このプロジェクトに関する説明会が来週、学校内で在るので、ぜひ参加して欲しい。
そして、このブログを読んで知る近年の卒業生で就職していない人!
も対応できますよ。

知りたい人は連絡下さい、在校生は知ってるのでOKだろう。

2011年2月3日木曜日

エジプト

こういう話題を科のブログに載せるのもどうかと考えましたが、気になったので。

最近、Twitterなどを観るにつけ、色々な事柄がネットとマスコミでずれています。小沢さんのことに関しては、裁判もしてないのに極悪人扱いですし(裁判で有罪になってから叩くべきです)、エジプトの報道は、人道的な面が大きいのに、そのおかげで日本は経済的に打撃が有るとか、エジプトに観光で訪れた人が憤慨しているとか、どうでもいい側面を追っています。

エジプトみたいに、マスコミの役割よりネットの大きさが 変っていく潮流は、日本でも止まらないと思いたいですが、難しいですかねー。ネットでは国を飛び越えて情報が入って来ます、その差は大きいと思います。

なんて話をしすぎると、過剰に反応して揶揄する方々も居るかもしれませんが、うちの学校もマスコミで宣伝しないと成立たない面は否めないので、そこから脱却できたら素晴らしいですね。

エジプトの話は、こちらがとても参考になると思います、っていうのもTwitterで話題になってたものです。
http://ameblo.jp/fifi2121/entry-10788794592.html

学校のIDで始めたTwitterですが、どうも流れ的に違う使い方になってしまいましたが、
コンゴトモヨロシク

履歴書の添削リベンジ

担任の志村です、豆まきの準備は如何でしょうか。

今日も履歴書を添削しています。かれこれ4回目、やっとまともになってきました。

こういうのは根気が要ります。その上、自分でどこがおかしいかを気付けるならば既に直せる訳ですが、そうはいかないのが大変なところです。こうして何度か修正を繰り返して、志望動機以外の部分を完成させます。

志望動機は実際の話、何処の企業に書いても同じだと思っています。自分でこういうことをしたいという希望が明確であれば、それに見合う企業を選定します。企業をざっとみて、

この企業が気に入った、その理由はこうです

という書き方では、自分の意思がはっきりしていません。何処でもいいから応募して採用を目指そう、っていう人も居ると思いますが、そうした選定で入ってから後悔しないでしょうか。そうして直ぐに退職、なんてことになると、企業にとっても採用された側にとっても不幸です。その辺は入る前に分らないところが大きいので、学生に説明するのは四苦八苦です。社会に出た人だと分るんですけど、難しいですね。

ゲームに関するテクニカルな面は説明がし易いですが、共通の言語を持ち合わせない部分は指導がし難いですが、そここそ力を入れないと、先ずはきちんとした一人前の社会人を目指して欲しいと願っています。

2011年2月2日水曜日

クリエイティブ優遇制度の願書を受け取る

今回は、企画書テンプレをDLした物にワープロで記入して貰ったものを受け取りました。添削しています。結果は本人に通知いたします。

こういうのとても楽しみです、知らない人が考えたゲームっていうのは新しい発見があります。これから出すのを検討している方々も、考えてください。

クリエイティブ優遇制度には、人数制限や締め切りがありませんので、誰でも願書を出すときに一緒に出して欲しいです。それを添削することで予習にもなりますし、入学金の一部が免除になる可能性があるので、いいこと尽くめです。シナリオのプロットを市販の原稿用紙に書いてもらっても結構です。その他に体験入学に来て頂いた際に適正試験を受験してもらうことで優遇制度への応募が出来ます。得意なものを選らんで応募して下さい。

企画やシナリオこれから出そうという人にアドバイスすると、 既存の物に無いもので、どういう内容なのかが分り易いことを念頭に入れてください。例えば、保護者の方に観てもらって面白そうと思うか試してみるのも好いです。ゲーム好きに見てもらうと、つまらない揚げ足取りになる部分があったり、ゲーム通じゃないと通じない話で終始して分りにくいものになる傾向があります。

数学が得意な人は、適正試験をオススメします。現在、大学に在学中だったり、今春に卒業という方々は、こっちにトライするのも好いでしょう。

これで制度が摘要されると、

Aクラスで20万円

Bクラスでも5万円

が免除されます!
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.sugawara.ac.jp/digital/support_entry/honorstudent.html

そのお金でPCを新調するとか、オススメですね。
どんなPCがあるといいかという相談もよく受けます、お気軽にご相談下さい。自分は自作PCもやっているので、パーツ構成の細かい話や、仙台のお店の紹介も相談にのりますよ。

個人的に良く利用するのはDOS/Vパラダイスで、ここは品揃えが少ないので直ぐ近くのTWOTOPに更に行く、という場合が多いですね。さらにお金が無い場合、中古PCのお店もあります。仙台東口は自作PCには便利ですよ。

2011年2月1日火曜日

教科書を選定する

担任の志村です。

今日は、来年度の教科書に関する作業をしています。

本校は専門学校ですから、高校などのように既定された指定教科書はありません。大体は、書店なら専門書コーナーのところに在る物が多いです。


多くはソフトの解説書だったり、資格対策の物が多いです。

「それなら、書店で買って勉強すれば学校は要らない?」

って思う人も居るでしょう。人によっては当てはまるかも知れません。そういう人は、自宅で学習した方が安上がりですし、オススメです。学校では、本に書いてある部分は基礎で、それをどう応用するかを教えています。そこまで踏み込みたい人は、通って下さい。

専門書で勘違いし易いのが、固定の方法論が通用する部分は書籍では済むが、それ以上は踏み込めないところです。例えば、書店でよく見かける「pixivに上げる絵をsaiで描こう」という本が在ります。ソフトの使い方や工程は有る程度の有用ですが、描きたい対象によってレイヤの使い方等で何が良い方法かは変ります。 そしてなにより、原画がまともで無いとソフトが使えても役に立ちません。デッサン能力や色彩を機能的に理解すると、断然、佳い絵になります。

そうした部分やらは、個々人に対して指導する必要があります。本校では人数が少ないので、そうした面を巧く出来るようにしていこうと考えています。

作りたいゲームも十人十色で、それぞれの個性を活かしたゲームが出来ると好いです。

今、プランナーを目指している企画シナリオコースでは、今後、チームで制作する企画書をプレゼンしていきます。どんなゲームが出来るか楽しみです。

今の2年生も制作が佳境です、公開できる準備が整い次第、Vectorで公開しようと思います。