2011年8月11日木曜日

「創りたい?」かを考えてみる(その1):「創りたい」ことの必要性

本校は今、夏休みな訳ですが、学生諸子は就職活動やらで忙しくしている人も居ます。
普段だと忙しくてブログがなかなか書けないんですが、夏休みだと書くネタに困るという状態です。

で、普段、考えていることを少し、ここでは書いてみようと思います。

前にも書いてるサイバーコネクトツー様の社長のお話で、こんな事があります。

「ゲームクリエイターになる条件は、『好き』ということだけ。」

確かにそうなんです、最終的にはここに行き着く。ここで云いたい事は、

「好きなことならトコトン打ち込めるだろう」

という意味だと自分は、解釈しています。ゲームを創る作業は結構辛いです。明確な答えがないからです。そこら辺は何かを作り出して表現する「アート」なのだと思いますが、最終的には商品という形になります。「商売」です。感動を呼ぶ事をお金に変える、そんな「商売」です。

商売として成立させるため、ライバルに勝つため、新たな感動を呼ぶためには様々な技術を持ち込んで、商品にする必要がでてきます。そうした積み重ねの結果が製品に結実していきます。

そこの「積み重ね」がかなり重要で、尚且つ繰り返します。でも、「創るのが好き」ならば、頑張れるだろうと。目的がある苦しさは生き甲斐になり得ます。

翻ってクリエイターを目指している人たちは、本当に「創るのが好き」かというのが難しい。自己表現としての創作はしたくとも、ほかの人に提供するまでは至らなかったり。話を聞きにくる高校生や、今、本校に居る在校生で、社会人になってからも想定した自覚がしっかり出来ている人は少ないと思います。

本校みたいな処に入る前でも、ゲームの製作は可能です。結構、情報が溢れていますし、「ゲームぽい操作するソフト」は、創れます。先ずは、是非、創ってみてもらいたいです。

高校生の皆さんには、それから考えてもらうと好いです。よくする話ですが、

好きな食べ物が「マグロのお寿司」

だとしますよね、そうした人が、

「寿司屋に弟子入りしたい!」

とか、

「マグロ漁船に乗りたい!」

て人は多くないかも知れませんが、クリエイターを目指すということは、弟子入りか船員になることですよ。

先ず創りましょう、その楽しみを苦しみを含めて味わいましょう!そして、

生き甲斐のあるクリエイター生活を!

そこが難しい!?!?