2011年2月17日木曜日

学生のアンケートを集計する

担任の志村です。

本校では、期末に担任と授業に関するアンケートを実施しています。

結果は、4点満点で各クラスの平均3~3.5程度でした。まずますだと思います。

でも、中には全体の評価を低く書いている人が居て、そこが気になります。全員に対して満点にしたいのですが、そこは難しい。その低評価をした人が誰なのかっていうのも、無記名のアンケートですからどういう不満か具体的に訊くことも出来ないし。そういう人こそ、自由に書けるコメント欄に何か、書いて欲しいと思います。

あと、傾向としてあるのが、触れる機会が多かった生徒の居るクラスは評価が高い、という。まあ、分かる気はするんですけど、理解しあえているかの差が少し、出てきます。この傾向は分かっているので、触れる機会が少なかった側のクラスには、面談を多くするなりで対応しています。しかし、そこで好転しないのもこれまた事実です。じゃあ、どうしたら好いのかと思案しています。1年次と2年次の担任が変る時と変らない時がある訳ですが、変らないクラスには申し訳ないと思いつつ、変った側のクラスの人達を良く知る必要があるので、面談を少し多くしたりしてます。でも、最後の評価での差は僅かですが挽回出来ていない場合が多い。

就職の話などをする時に、性格面とかを突っ込まれたりするのが嫌がられるんだと分かってるんですけど、 社会に出る寸前でそんな事を言ってる余裕は無いわけです。自分の短所は認めた上で、「前向きに精進します」ということにして欲しい訳です。「本当は就職をよくい考えてないんだけど世間的にそういうことになってて、追い詰められて考えがまとまらない」っていうのが本音という人が居るんですけど、直ぐにそれを口に出すことははばかれるので、表面的な話で終わるときがあって残念です。

反面、思った就職が決まった人は全体的に話もスムースです。恐らくアンケートの評価も悪い方には書いていないかも知れません。開き直って自分から一歩前へ出られる人は、社会でも通用するでしょう。

就職が決まっていない人達にはこれからもサポートを続けていきますが、もう学校に用は無い、という状態で卒業して欲しいですね。